冬の関節痛、神経痛の予防法

気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。 中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。 この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。 中医学的な対応法 寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。 食事で対応する また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。  また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。 鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。 その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。 中医学では  中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。 それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。
冬の関節痛、神経痛の予防法

インフルエンザ予防

新型インフルエンザA型(HIN1)の流行が夏休み明けから日を追うごとに拡大しています。 このまま秋から冬にかけて、本格的な大流行となる可能性はきわめて大きいと思われます。 インフルエンザの真の恐怖 もともとインフルエンザは本来、自宅で安静にしていればほとんどの人は自然に治ってしまいます。今回の新型インフルエンザも症状が比較的軽いのであれば自宅で休んでいれば自然に治ると思いますが、気をつけなければならないのは喘息や慢性の呼吸疾患の方や狭心症等の慢性疾患の方、糖尿病や腎機能障害の方やステロイドの服用によって免疫機能が低下している方、また妊婦や乳幼児、高齢者も重症化しやすいと思われます。 予防法  予防としては「うがい」「手洗い」「マスク」は必要ですが、それだけではなく、体の中からも予防していくことが必要です。ストレスや寝不足、運動不足等、生活が不規則や不摂生になると免疫力が低下します。 漢方としては 中国ではインフルエンザの予防に抗ウィルス作用、抗菌作用のある「板藍根」の入ったお茶や飴が日常よく使われています。味もハーブティタイプで飲みやすく、小さなお子様でも麦茶などに溶かして飲むとより飲みやすくなります。 また、「のどが痛い」「熱っぽい」等の症状が出てきたら「天津感冒片」や「五涼華」のハーブティを早めに服用し、自宅で休養していただくと良いと思います。
インフルエンザ予防

梅雨時の養生法

梅雨の季節は蒸し暑くじめじめして食欲もやる気もわかない、お腹の調子もいまいちで足がむくんだり、腰もだるくて重い…というような症状が起こることはありませんか?  梅雨の季節は湿が多い時期です。自然界に湿が多いと体の中にある余分な水分は外に出にくくなって、湿が体に溜まり体に悪影響を与えてしまいます。 漢方の考えでは「湿邪」と呼び、それが体に停滞すると消化吸収と水分代謝がうまく出来なくなり、胃腸障害を起こしたり神経痛や関節痛、むくみ等が悪化します。 体から「湿邪」を追い出すための漢方薬としては、下痢や食欲不振、体が重だるいような方には「勝湿顆粒」を。また神経痛や関節痛の方には「独歩丸」等がよく使われます。 また養生法としては 散歩やストレッチ等の軽い運動で汗をかく お風呂も湯船にゆっくりつかって半身浴等で汗をかく クーラーの効いた部屋ばかりにいないようにして体を冷やさないようにする ビールや冷たい飲み物を取り過ぎないようにする きゅうり、トマト、ナス、かぼちゃ、とうもろこし、西瓜等の余分な水分を体内から出す食品がおすすめです ネギ、ショウガ、にんにく、大葉、みょうが等の香りの強い野菜は食欲が増し、滞っているものを通す力があります といった方法が効果的です。
梅雨時の養生法

花粉症予防

 西日本では、気温も上がりスギ花粉がはげしく飛び出していますが、 東日本もこれからが本番で花粉症の方には嫌な季節になります。  漢方の考えでは花粉やウィルスなどの体外の異物から身体を守る力を 「衛気」と言っています。「衛気」とは「気」(生体エネルギー)の一種で 目や鼻やのどの粘膜、皮膚や皮下組織などの体表部を巡ってバリアの働きを するもので、免疫力に相当するものです。この「衛気」が弱ると風邪をひきやすくなったり、スギ花粉が悪化したり鼻が年中ぐずぐずする等の症状が表れます。  まずは普段の生活から見直して「衛気」が低下しないように気をつけましょう。 飲酒や生もの、冷たい飲料等は控えめにして、遅くても12時までには就寝するように しましょう。また外出時にはマスクや眼鏡、繊維の目の詰まった上着などを着用し アレルゲンである花粉との接触をなるべく控えましょう。また就寝するときには 寝室に水を張った洗面器を置く、洗濯物を室内に干す、などの工夫をし、のどや 鼻の粘膜を乾燥から守りましょう。  漢方では「衛気」を強くする「オウギ」に胃腸の働きを良くする 「ビャクジュツ」、抗アレルギー作用のある「ボウフウ」を加えた 「衛益顆粒」がおすすめです。
花粉症予防

夏の養生法

 2008は35℃を越える猛暑の日も多く、まだまだ暑い日は続いています。 夏の体調不良の原因として最近増えているのが冷房によるものです。 外気温と室内の温度差は10℃以上と言う事もめずらしくありません。 10℃を越える急激な温度差が頻繁に繰り返されると自律神経のバランスが くずれて来ます。 自律神経は体温調節や胃腸などの消化機能、女性ホルモンのバランスなどにも 関わっています。そのため、手足の冷え、消化不良、食欲不振、頭痛、肩こり 生理痛、慢性疲労、睡眠障害等の症状が起こってきます。 養生法としては、早朝や夕方等の涼しい時間に適度な運動で汗をかく習慣をつけましょう。また汗をかいたら水分やミネラル分を含んだスポーツドリンク等を摂りましょう。豚肉やうなぎ等でビタミンB1を補う事も大切です。 またエアコンは外気温と室内の差が5℃ぐらいに抑えましょう。 漢方薬は体の冷房で冷えた部分を暖め、胃腸の調子を整え、自律神経の調節もして行きます。
夏の養生法

冬の関節痛、神経痛の予防法

気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。 中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。 この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。 中医学的な対応法 寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。 食事で対応する また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。  また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。 鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。 その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。 中医学では  中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。 それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。
11 12月 2009

冬の関節痛、神経痛の予防法

気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。 中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。 この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。 中医学的な対応法 寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。 食事で対応する また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。  また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。 鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。 その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。 中医学では  中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。 それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。
11 12月 2009

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気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。
中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。
この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。

中医学的な対応法

寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。

食事で対応する

また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。
 また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。
鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。
その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。

中医学では

 中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。
それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。

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新型インフルエンザA型(HIN1)の流行が夏休み明けから日を追うごとに拡大しています。
このまま秋から冬にかけて、本格的な大流行となる可能性はきわめて大きいと思われます。

インフルエンザの真の恐怖

もともとインフルエンザは本来、自宅で安静にしていればほとんどの人は自然に治ってしまいます。今回の新型インフルエンザも症状が比較的軽いのであれば自宅で休んでいれば自然に治ると思いますが、気をつけなければならないのは喘息や慢性の呼吸疾患の方や狭心症等の慢性疾患の方、糖尿病や腎機能障害の方やステロイドの服用によって免疫機能が低下している方、また妊婦や乳幼児、高齢者も重症化しやすいと思われます。

予防法

 予防としては「うがい」「手洗い」「マスク」は必要ですが、それだけではなく、体の中からも予防していくことが必要です。ストレスや寝不足、運動不足等、生活が不規則や不摂生になると免疫力が低下します。

漢方としては

中国ではインフルエンザの予防に抗ウィルス作用、抗菌作用のある「板藍根」の入ったお茶や飴が日常よく使われています。味もハーブティタイプで飲みやすく、小さなお子様でも麦茶などに溶かして飲むとより飲みやすくなります。
また、「のどが痛い」「熱っぽい」等の症状が出てきたら「天津感冒片」や「五涼華」のハーブティを早めに服用し、自宅で休養していただくと良いと思います。

梅雨時の養生法

Posted by aioi

rain

梅雨の季節は蒸し暑くじめじめして食欲もやる気もわかない、お腹の調子もいまいちで足がむくんだり、腰もだるくて重い…というような症状が起こることはありませんか?

 梅雨の季節は湿が多い時期です。自然界に湿が多いと体の中にある余分な水分は外に出にくくなって、湿が体に溜まり体に悪影響を与えてしまいます。

漢方の考えでは「湿邪」と呼び、それが体に停滞すると消化吸収と水分代謝がうまく出来なくなり、胃腸障害を起こしたり神経痛や関節痛、むくみ等が悪化します。
体から「湿邪」を追い出すための漢方薬としては、下痢や食欲不振、体が重だるいような方には「勝湿顆粒」を。また神経痛や関節痛の方には「独歩丸」等がよく使われます。

また養生法としては

  • 散歩やストレッチ等の軽い運動で汗をかく
  • お風呂も湯船にゆっくりつかって半身浴等で汗をかく
  • クーラーの効いた部屋ばかりにいないようにして体を冷やさないようにする
  • ビールや冷たい飲み物を取り過ぎないようにする
  • きゅうり、トマト、ナス、かぼちゃ、とうもろこし、西瓜等の余分な水分を体内から出す食品がおすすめです
  • ネギ、ショウガ、にんにく、大葉、みょうが等の香りの強い野菜は食欲が増し、滞っているものを通す力があります

といった方法が効果的です。

漢方治療・糖尿病

Posted by aioi

diabetic

糖尿病について

糖尿病患者は現在全国で700万人、糖尿病予備軍もあわせると1200万人以上と言われています。

糖尿病の主な原因

日本人の場合は90%以上が「インスリン非依存型糖尿病」で、インスリンの働きを悪くするような様々な因子が重なって発症します。インスリンの働きが悪くなる事を「インスリン抵抗性」と言いますが、その要因としては食べ過ぎや、糖分、動物性脂肪の摂り過ぎという食生活、肥満や加齢、運動不足、ストレス等が挙げられます。

肥満

中でも特に注意したいのが肥満です。大きくなった脂肪細胞はインスリンが利かなくなります。また、血中に放出される遊離脂肪酸が多くなると、細胞内にブドウ糖を取り込んでエネルギー源にするためのインスリンの働きを悪くさせます。

糖尿病の中医学的所見

中医学では、糖尿病の原因を次の4つにあると考えています。

痰湿

水分と脂質の代謝障害。動物性脂肪の摂り過ぎによって血液の中に脂肪がたまり、血液の流れを妨げる。

瘀血

血液の循環障害。血のめぐりが悪く栄養分を運ぶ血液が体の隅々に行き渡らなくなる。

気虚

エネルギー不足。体に栄養を取り込む機能が低下し、免疫力や体が衰える。

燥熱

体内に熱を生じ、乾燥した状態。油っぽい物や、お酒の取り過ぎにより、体内に熱を生じて、この熱が盛んになると体液を消耗する。

特に肥満タイプの人は「痰湿」と「瘀血」が多く見られます。

糖尿病による合併症

糖尿病が進行すると、神経障害や網膜症、腎臓病などの合併症が現れます。他に、脳梗塞、動脈硬化による狭心症や心筋梗塞などの疾患や、壊疽や感染症があげられます。

糖尿病を漢方で予防

予防としての漢方薬は「痰湿」や「瘀血」につながる血中の脂肪を取り除き、血のめぐりを良くする「瘀痰活血」の処方を作ります。「冠元顆粒」「麦味参顆粒」「星火湿痰湯」等です。

糖尿病を日常で予防

日常生活としては、適度な運動をして新陳代謝を高め、肥満を予防します。キノコや海藻類、大豆、豆腐、緑黄色野菜などは血液中の余分な脂肪を取り除く効果があります。黒キクラゲやニラなどは血液の流れを良くします。生薬では、朝鮮人参、西洋人参等が気を補い、半夏、陳皮が「痰湿」を除き、丹参などの活血作用のある生薬が「瘀血」を除きます。

不安感

Posted by aioi

huan
30代女性からの、ご質問。

Q

仕事でのストレスがたまり、たまに強い不安感に襲われます。
夜は寝つきも悪く、夜中も起きる事があります。食欲はありますが、夜中に胃が痛む事があります。
心療内科を受けた所、胃潰瘍の兆候もあると言う事で、ドグマチールと言うお薬が処方されました。
飲み始めてから、生理が不順になり、不安感はあまり良くはなりません。
副作用のない漢方薬で治す方法はないでしょうか?

A

ドグマチールと言うお薬は、うつ症状や胃潰瘍十二指腸潰瘍等の治療薬で良く用いられていますね。
しかしながら、女性が服用すると、プロラクチンと言うホルモンが多量に分泌してします事があるんです。
そうすると、排卵をうながす、ゴナドトロピンと言うホルモンが抑制され、月経が不順になって基礎体温も乱れてきてしまうんです。
女性の場合は不妊症の原因にもなりますので、なるべく服用はさけた方が賢明だと思いますよ。

漢方薬は安心薬と言う生薬の入った処方をよく使います。
「半夏厚朴湯」「酸棗仁湯」「帰脾湯」「桂枝加竜骨牡蠣湯」「天王補心丹」「シベリア人参」など
体質、症状に合わせて処方しますが、問診をしたり、舌を診たりして、また日常の注意事項などをお話しながら、服用して頂いています。

花粉症予防

Posted by aioi

sugi
 西日本では、気温も上がりスギ花粉がはげしく飛び出していますが、
東日本もこれからが本番で花粉症の方には嫌な季節になります。

 漢方の考えでは花粉やウィルスなどの体外の異物から身体を守る力を
「衛気」と言っています。「衛気」とは「気」(生体エネルギー)の一種で
目や鼻やのどの粘膜、皮膚や皮下組織などの体表部を巡ってバリアの働きを
するもので、免疫力に相当するものです。この「衛気」が弱ると風邪をひきやすくなったり、スギ花粉が悪化したり鼻が年中ぐずぐずする等の症状が表れます。

 まずは普段の生活から見直して「衛気」が低下しないように気をつけましょう。
飲酒や生もの、冷たい飲料等は控えめにして、遅くても12時までには就寝するように
しましょう。また外出時にはマスクや眼鏡、繊維の目の詰まった上着などを着用し
アレルゲンである花粉との接触をなるべく控えましょう。また就寝するときには
寝室に水を張った洗面器を置く、洗濯物を室内に干す、などの工夫をし、のどや
鼻の粘膜を乾燥から守りましょう。

 漢方では「衛気」を強くする「オウギ」に胃腸の働きを良くする
「ビャクジュツ」、抗アレルギー作用のある「ボウフウ」を加えた
「衛益顆粒」がおすすめです。

chronic-gastritis

慢性胃炎について

慢性胃炎でよく現れる症状は、胃が張って苦しい、胃もたれ、ゲップ、胸焼け、食欲不振、胃痛などです。

慢性胃炎の原因

原因はまだはっきり解っていませんが、1983年にアメリカの内科医マーシャル氏はヘリコバクター・ピロリ菌が慢性胃炎と関係があることを発表しました。しかしこの菌があれば必ず慢性胃炎になるというわけではありません。

タイプ別の原因と見合った漢方

中医学では以下のようなタイプ別に分けて考えています。

気滞

精神的ストレスにより気の停滞(気滞)を招き胃腸の働きを低下させます。また、その気滞は血瘀(血液の滞り)を招き、胃粘膜を充血させます。胃がはったり、放散性の痛み、ゲップ、食欲不振等の症状が現れます。

「開気丸」「冠元顆粒」等の漢方薬を使用します。

湿熱

味の濃い物、脂っこい物、甘い物の食べ過ぎ、又は煙草の吸い過ぎ、酒の飲み過ぎ等により、体の中に熱性の水分が停滞する。(湿熱)胃に灼熱感があって痛む、手で触れると痛みが増す、胸焼け、胃酸の逆流、のどの渇き等の症状があります。

「黄連解毒湯」「サージ油」等を使用します。

寒湿

生ものや冷たい物を取りすぎると寒性の水分が停滞します。(寒湿)胃が冷えて痛む、温かい物を飲むと痛みが軽くなる。

「勝湿顆粒」や「安中散」等を使用します。

脾気虚

胃腸の働きが弱く、消化吸収がうまくいかない。(脾気虚)食欲不振、食後に腹が張る、胃がつかえる、胃がシクシク痛む、痺れて体もおっくうになる。

「星火健胃錠」等を使用します。

食事の偏りとストレスの溜め込みに注意しましょう。特に萎縮性胃炎は癌に発展する可能性があるので根気よく治療することです。

漢方治療・高血圧

Posted by aioi

high-blood-pressure

高血圧について

動脈の最高血圧が140以上、最低血圧が90以上ある状態を高血圧と呼びます。

高血圧の症状

始めは自覚症状はありませんが、次第にめまい、頭痛、耳鳴り、肩こりといった症状が起こり始め、末期になると脳卒中、心不全、腎不全などの合併症を引き起こします。

高血圧の原因

中国医学では高血圧を3つの原因に分けて考えます。

瘀血

血液の循環障害

除虚陽亢

体液が不足して体内に熱がこもる

痰湿

ナトリウムが血管内膜にむくみを引き起こし、体内に余分な水分がたまる。また、脂っこい物を過食する事により悪玉コレステロールが血管の内側にどろどろと粥のように付着して血流を妨げます。

高血圧の漢方治療

漢方薬の治療としては、「活血薬」「滋陰薬」「化痰薬」等を用います。食事は塩分、脂肪分は控え、魚や野菜、果物を増やします。野菜には、血圧を下げる作用のあるカリウム、マグネシウムが多く含まれていますし、セロリやスイカは内熱を取り除いてくれます。

コレステロールを下げるにはキクラゲ、昆布等の海藻類が良いでしょう。

視力低下

Posted by aioi

reduced-visual-acuity

Q

以前から少し、ゆがんで見える事があったのですが、最近は特にひどく、
また視力も落ちてきたようです。

A

眼科には行かれたのですか?

Q

はい。検査しましたら、目の奥の黄斑という所の前に膜が出来てそれが歪んで見えるそうです。手術するかどうかはまだ難しく、これ以上進んだら手術になるようなのですが、なんとか手術しないで良くなる方法はないでしょうか?

A

それは黄斑細胞膜上膜形成症だと思います。 網膜の上に薄い膜が出来てそれにより視力が落ちたり、ゆがんで見えたりします。 老化によってゼリー状の硝子体が収縮し網膜からはがれたのが原因だと思います。 失明とかの危険はないので、心配はないですが、どんどん視力が低下すると、もとに戻らなくなるのでやはり手術になると思います。。
目の老化現象の一種ですが病院では治療薬はありません。

Q

漢方では予防する薬はあるのですか?

A

漢方の考えでは、目は五臓の肝と腎に関係があると考えています。 その肝と腎の機能を改善して目の老化を防ぎます。 また同時に血液の流れも良くし目に栄養を与えなくてはなりませんね!

Q

それで良くなるのでしょうか?

A

そうですね。 人によって多少違いはありますが、それ以上悪化しないように、予防しながら、少しずつ治療していく事が大事ですね!
あなたの体質にあった漢方薬を服用する必要がありますね。

子宮筋腫

Posted by aioi

uterus-myoma1

Q

子宮筋腫がここの所大きくなってきてしまいまして病院では手術を勧められているのですが、手術はしたくないので、漢方で小さくなる方法はないのでしょうか?

A

そーですね?漢方でもすぐに と言う分けにはいきませんよ。
不正出血とかはないのですか?

Q

生理が2週間ぐらい続く事もあり貧血も値がギリギリです。
年齢40歳後半なので、だんだん小さくなると思っていたのですが、かえって
大きくなってしまって困っています。

A

エストロゲン(女性ホルモン)が関係しますので、普通は更年期に近くなる
につれ小さくなるのですが、ホルモンの乱れが関係あるのかもしれませんね!
よく握りこぶしより大きくなったら手術とかいいますが、それは人によって
違います。
ただあまり出血がひどいとか、痛みがひどい時は手術の対象になるかもしれませんね。

Q

痛みはないのですが、貧血は気になります。

A

病院ではホルモン治療とかは言われていませんか?

Q

なにか点鼻とか注射などで抑える方法があるらしいのですが、あまり長くは
つかえないらしいのです。

A

それはスプレキュア等の女性ホルモンを止める薬で一時的に筋腫は小さくなります。
しかし中止すると以前より大きくなったり、副作用もありますので、通常は手術前等につかうのが一般的です。
しかしながら、お客様のように更年期近くになりますと、いわゆる「逃げ込み治療」として少しずつ使いながら、女性ホルモンが減っていくのを待つ、と言う治療法で使う事もあります。

Q

漢方ではどういう治療をするのですか?

A

活血薬と言う血液をサラサラにして流れを良くする薬を大きくならないように予防し、また破血薬と言う薬で固まりをとる治療をして小さくして行きます。
ただそれは時間がかかりますので、Kさんの場合は出血止めたり、血液の不足を補って行くような治療と、ホルモンのバランスを整えて行くような治療が先に必要だと思います。
Kさんの体質に合った漢方を組み合わせて行くようになると思います。

(C)アイオイ薬局