冬の関節痛、神経痛の予防法

気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。 中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。 この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。 中医学的な対応法 寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。 食事で対応する また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。  また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。 鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。 その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。 中医学では  中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。 それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。
冬の関節痛、神経痛の予防法

インフルエンザ予防

新型インフルエンザA型(HIN1)の流行が夏休み明けから日を追うごとに拡大しています。 このまま秋から冬にかけて、本格的な大流行となる可能性はきわめて大きいと思われます。 インフルエンザの真の恐怖 もともとインフルエンザは本来、自宅で安静にしていればほとんどの人は自然に治ってしまいます。今回の新型インフルエンザも症状が比較的軽いのであれば自宅で休んでいれば自然に治ると思いますが、気をつけなければならないのは喘息や慢性の呼吸疾患の方や狭心症等の慢性疾患の方、糖尿病や腎機能障害の方やステロイドの服用によって免疫機能が低下している方、また妊婦や乳幼児、高齢者も重症化しやすいと思われます。 予防法  予防としては「うがい」「手洗い」「マスク」は必要ですが、それだけではなく、体の中からも予防していくことが必要です。ストレスや寝不足、運動不足等、生活が不規則や不摂生になると免疫力が低下します。 漢方としては 中国ではインフルエンザの予防に抗ウィルス作用、抗菌作用のある「板藍根」の入ったお茶や飴が日常よく使われています。味もハーブティタイプで飲みやすく、小さなお子様でも麦茶などに溶かして飲むとより飲みやすくなります。 また、「のどが痛い」「熱っぽい」等の症状が出てきたら「天津感冒片」や「五涼華」のハーブティを早めに服用し、自宅で休養していただくと良いと思います。
インフルエンザ予防

梅雨時の養生法

梅雨の季節は蒸し暑くじめじめして食欲もやる気もわかない、お腹の調子もいまいちで足がむくんだり、腰もだるくて重い…というような症状が起こることはありませんか?  梅雨の季節は湿が多い時期です。自然界に湿が多いと体の中にある余分な水分は外に出にくくなって、湿が体に溜まり体に悪影響を与えてしまいます。 漢方の考えでは「湿邪」と呼び、それが体に停滞すると消化吸収と水分代謝がうまく出来なくなり、胃腸障害を起こしたり神経痛や関節痛、むくみ等が悪化します。 体から「湿邪」を追い出すための漢方薬としては、下痢や食欲不振、体が重だるいような方には「勝湿顆粒」を。また神経痛や関節痛の方には「独歩丸」等がよく使われます。 また養生法としては 散歩やストレッチ等の軽い運動で汗をかく お風呂も湯船にゆっくりつかって半身浴等で汗をかく クーラーの効いた部屋ばかりにいないようにして体を冷やさないようにする ビールや冷たい飲み物を取り過ぎないようにする きゅうり、トマト、ナス、かぼちゃ、とうもろこし、西瓜等の余分な水分を体内から出す食品がおすすめです ネギ、ショウガ、にんにく、大葉、みょうが等の香りの強い野菜は食欲が増し、滞っているものを通す力があります といった方法が効果的です。
梅雨時の養生法

花粉症予防

 西日本では、気温も上がりスギ花粉がはげしく飛び出していますが、 東日本もこれからが本番で花粉症の方には嫌な季節になります。  漢方の考えでは花粉やウィルスなどの体外の異物から身体を守る力を 「衛気」と言っています。「衛気」とは「気」(生体エネルギー)の一種で 目や鼻やのどの粘膜、皮膚や皮下組織などの体表部を巡ってバリアの働きを するもので、免疫力に相当するものです。この「衛気」が弱ると風邪をひきやすくなったり、スギ花粉が悪化したり鼻が年中ぐずぐずする等の症状が表れます。  まずは普段の生活から見直して「衛気」が低下しないように気をつけましょう。 飲酒や生もの、冷たい飲料等は控えめにして、遅くても12時までには就寝するように しましょう。また外出時にはマスクや眼鏡、繊維の目の詰まった上着などを着用し アレルゲンである花粉との接触をなるべく控えましょう。また就寝するときには 寝室に水を張った洗面器を置く、洗濯物を室内に干す、などの工夫をし、のどや 鼻の粘膜を乾燥から守りましょう。  漢方では「衛気」を強くする「オウギ」に胃腸の働きを良くする 「ビャクジュツ」、抗アレルギー作用のある「ボウフウ」を加えた 「衛益顆粒」がおすすめです。
花粉症予防

夏の養生法

 2008は35℃を越える猛暑の日も多く、まだまだ暑い日は続いています。 夏の体調不良の原因として最近増えているのが冷房によるものです。 外気温と室内の温度差は10℃以上と言う事もめずらしくありません。 10℃を越える急激な温度差が頻繁に繰り返されると自律神経のバランスが くずれて来ます。 自律神経は体温調節や胃腸などの消化機能、女性ホルモンのバランスなどにも 関わっています。そのため、手足の冷え、消化不良、食欲不振、頭痛、肩こり 生理痛、慢性疲労、睡眠障害等の症状が起こってきます。 養生法としては、早朝や夕方等の涼しい時間に適度な運動で汗をかく習慣をつけましょう。また汗をかいたら水分やミネラル分を含んだスポーツドリンク等を摂りましょう。豚肉やうなぎ等でビタミンB1を補う事も大切です。 またエアコンは外気温と室内の差が5℃ぐらいに抑えましょう。 漢方薬は体の冷房で冷えた部分を暖め、胃腸の調子を整え、自律神経の調節もして行きます。
夏の養生法

冬の関節痛、神経痛の予防法

気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。 中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。 この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。 中医学的な対応法 寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。 食事で対応する また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。  また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。 鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。 その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。 中医学では  中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。 それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。
11 12月 2009

冬の関節痛、神経痛の予防法

気候や気圧の変化に影響しやすい、神経痛や関節痛、リューマチなどは特に気温の低い冬に症状が現れやすく慢性化している関節痛を持つ方にはつらい季節です。 中国には「通じざれば即ち痛み、通ずれば即ち痛まず」という言葉があり、気(エネルギー)や血液の流れる道が何らかの原因で停滞すると痛みが起こると考えられています。 この流れを停滞させる原因と考えられているのが気温や湿度といった気候条件による「風邪・寒邪・湿邪」の邪気と考え、特に体力や免疫力が低下したりすると体内に侵入してさまざまな症状を引き起こします。 中医学的な対応法 寒さで体力を失いがちな冬は「風邪・寒邪・湿邪」の侵入を防ぎ「体の中から病気を治す」食養生が必要になります。体を温めて新陳代謝を促進する、羊肉やエビ、ネギやニラなどの香り野菜、ショウガ、トウガラシ、山椒などの香辛料を上手に取り入れましょう。 食事で対応する また、イワシやサバなどの青魚には血栓を予防して血行を促進するEPAやDHAが豊富に含まれて血のめぐりを良くする事が、体を温めることにつながります。むくみなどの症状がある場合は水分補給を促進する冬瓜やキュウリなどの瓜類の他、シソや香菜、セロリなどの香りの強い野菜が湿邪を発散させる効果があります。  また、関節痛にはコラーゲンの主成分になる良質のたんぱく質をとることが予防になります。 鶏肉や魚介類、豆腐や納豆などバランスよくとりましょう。 その他免疫力を高めるにはキノコ類が最適です。野菜や魚介類、キノコ等の食材を使った 鍋ものは冬の養生に適した料理と言えます。 中医学では  中医学では関節、神経、筋肉の痛みを「痺証」といい、主な原因と症状別に「風痺・寒痺・湿痺・熱痺」の4つのタイプに分けられます。 それぞれの症状に合わせた漢方薬を服用することによって、その原因を取り除くだけでなく、停滞した血液や気の流れを活性化させ根本的な治療を行うことが出来るのです。
11 12月 2009

夏の養生法

Posted by aioi

summer
 2008は35℃を越える猛暑の日も多く、まだまだ暑い日は続いています。
夏の体調不良の原因として最近増えているのが冷房によるものです。

外気温と室内の温度差は10℃以上と言う事もめずらしくありません。
10℃を越える急激な温度差が頻繁に繰り返されると自律神経のバランスが
くずれて来ます。

自律神経は体温調節や胃腸などの消化機能、女性ホルモンのバランスなどにも
関わっています。そのため、手足の冷え、消化不良、食欲不振、頭痛、肩こり
生理痛、慢性疲労、睡眠障害等の症状が起こってきます。

養生法としては、早朝や夕方等の涼しい時間に適度な運動で汗をかく習慣をつけましょう。また汗をかいたら水分やミネラル分を含んだスポーツドリンク等を摂りましょう。豚肉やうなぎ等でビタミンB1を補う事も大切です。

またエアコンは外気温と室内の差が5℃ぐらいに抑えましょう。
漢方薬は体の冷房で冷えた部分を暖め、胃腸の調子を整え、自律神経の調節もして行きます。

acne

大人のニキビについて

思春期のニキビは多かれ少なかれ誰でもできます。これに対して、もともとの体質や体が抱えてる問題、生活環境などが複雑に絡んで出来るのが大人のニキビです。

中医学にみる大人のニキビ

中医学では、大人のニキビは体にこもった「熱」が大きな原因であると考えています。「熱」がこもる原因はさまざまですが、主に体を熱する辛いものや脂っこいものを食べ過ぎたり、ストレスにより、体のエネルギーが発する熱がうまく発散出来ないといった事が考えられます。

生理前のニキビ

女性では生理前になるとニキビが出来てしまうという方が多いようです。これはプロゲステロン(黄体ホルモン)が原因とされています。よくニキビは男性ホルモンが原因と言われますが、プロゲステロンには同じような作用があり、そのため生理前に肌が不安定になりニキビが出来やすくなります。

大人のニキビの原因

大人のニキビの原因はさまざま要因が複雑に絡み合っている事が多いようです。以下の事が原因の一つにもなっています。

便秘

便秘と肌のトラブルの関係を実感した事のある女性は多いと思います。便秘になると「熱」が体温にこもり、ニキビの原因になります。

辛いもの、甘いもの

体を熱くする辛いものや脂っこいものの食べ過ぎで体内に熱がこもった状態になるとニキビが出来やすくなります。甘いものはニキビを化膿させる原因になります。

ストレス

ストレスを受けるとホルモンのバランスが乱れ、ニキビが出来やすくなります。

紫外線

紫外線を浴びるとニキビの元であるアクネ菌が繁殖し、ニキビが出来やすくなります。

睡眠不足

睡眠が足りないと、肌の潤いが不足し、肌の調子が悪くなります。また、睡眠不足からくるイライラもニキビを悪化させます。


漢方薬はそのニキビの色や体質によって、タイプ分けをして、処方し、「ニキビが出来やすい体質」そのものを治療して行きます。

rheumatism

慢性関節リウマチ

関節リウマチは主に手足の関節が冒され、骨や軟骨の破壊の進行をはじめ、肺や血管の炎症などを招く全身の炎症性自己免疫疾患です。日本では70万~100万人の患者さんを数えます。よく知られた病名にもかかわらず、現代医学では未だ決定的な治療法は見つかっていません。

リウマチの原因

リウマチにかかりやすい方は抵抗力の弱い人や、遺伝的に体質が弱く、体内の副腎皮質ホルモンが不足しているような方が多いようです。中医学では五臓の「肝」と「腎」の弱まりと考えています。

急性期の治療

主な症状は関節の腫れ、痛み、熱感です。肘や膝に痛みのない結節が出来たり、リング状の紅斑が出る事もあります。基本的に「散痛楽々丸」や食用蟻等を処方します。

慢性期の治療

主な症状は関節の冷え、痛み、腫れ、冷感です。入浴すると痛みなどが和らぐのが特徴です。「独歩丸」や食用蟻等を処方します。

man-perimenopausal-symptom

男性更年期障害について

最近、男性の更年期が話題に上るようになりましたが、まだまだ社会的認知度は低く「更年期は女性特有のもの」と考えている人が多いいようです。特に男性の更年期が始まる40~50才代は身体的機能低下だけではなく、精神的にもストレスを抱えやすい年代です。

男性更年期障害の存在

女性と同様に不眠や不安感などの情緒不安がみられますが、本人の自覚がないまま心の不調を放っておくと、うつ病に陥ってしまうケースもあります。男性の中高年層に多い自殺も更年期に入る年代と重なっています。

男性更年期障害の症状

特に原因が思い当たらないのに、排尿や性機能の衰えなどの症状が現れたら、まず「男性の更年期」を疑ってみましょう。老化曲線がゆるやかな女性に比べて男性の場合は40才代から急激に下降線をたどります。

まず40才代から徐々に性機能の衰えが始まり40才代後半から50才代にかけて、排尿機能の衰えが見えるようになります。

男性更年期障害の現われやすい症状

男性の更年期に現れやすい症状は次の5項目です。

性機能の低下

 
最も多く現れるのが、勃起不全などの性的能力の低下です。漢方では「腎」の機能を補う「海馬補腎丸」「参馬補腎丸」や血行を改善する「冠元顆粒」等が用いられます。

不安感・うつ・疲労感

血行不良や「気」の停滞から起こりやすいのが情緒不安です。「星火逍遙散」「冠元顆粒」等で改善します。

不眠・イライラ・のぼせ

ストレス等により「肝」の気が上昇し、鬱滞します。漢方では「加味逍遙散」や「天王補心丹」「酸棗仁湯」等で改善します。

頭痛・肩こり・物忘れ

「腎」の気の低下と血行不良が原因で代謝の低下したタイプ。漢方としては、「杞菊地黄丸」「参馬補腎丸」「冠元顆粒」等で改善します。

夜間頻尿・排尿困難・足腰のだるさ

「腎」の気の不足で体が冷えたタイプ。漢方では「牛車腎気丸」「金匱腎気丸」「海馬補腎丸」等。「杞菊地黄丸」「海馬補腎丸」等を服用します。

hiroshima-taikai

2008・10・24

全国で約1000件の漢方薬局会員による全国大会が広島で開催されました。
中国から中国中医科学院教授の路志正先生の講演が行われました。
70年間の中国医学の経験の底深さを感じました。

その後、休憩をはさんで、鉄人 衣笠祥雄元プロ野球選手の講演があり
高校時代からのユーモアあふれたお話と、どんな事があっても試合をけっして休む事がなかった理由に「自分は休むことが一番辛い」との言葉が印象的でした。

その後分科会では、広島大学の仲田先生による、最近のガンに対する「霊芝宝」の効能について講演がありました。

潰瘍性大腸炎

Posted by aioi

daityo

Q

下痢と腹痛が続いて、少々粘液性の血便のようなものが、出ましたので、病院へ行った所、潰瘍性大腸炎と診断されました。
入院して治療して大分良くなったのですが、まだ下痢は続いています。なかなか治らない病気と聞いたんですが、漢方で予防する方法はないでしょうか?

潰瘍性大腸炎は、はっきりした原因は解っていません。 腸内細菌や自己免疫反応の異常、食生活の変化等が考えられています。
ピークは20~30台に多いいようで、お客様のような年代の方に多いいような気もします。
病院では大腸の炎症を抑えるお薬や乳酸菌製剤等を使い、それで良くならない時はステロイド剤、免疫抑制剤や白血球除去療法等を行います。
ストレスによって白血球の好中球が増えるのは知られていますので、炎症範囲を増やさないためにも、ストレスを貯めないように注意する必要があります。
漢方の治療としては、胃腸の調子を整え、下痢や腹痛の症状を改善して行く漢方薬を服用して、食生活やストレスに注意いながら、長期的には、免疫のバランスを整えるような漢方薬も使って行きます。

cerebral-infarction

今年は35℃の猛暑日に近い日が続きました。

今でも30℃前後の残暑が続いていますが、この時期に以外と多いいのが脳梗塞です。
脳卒中と言うと冬に起こりやくいイメージですが、脳梗塞に限れば、夏に多く起こります。

脳梗塞は怖い・・・と解ってはいても、自覚症状が出なければ、ついつい予防や対策は後回しになりがちです。脳は全身のあらゆる機能を司る司令塔ですので、詰まった血管の場所によって感覚障害や運動障害が現れます。

サラサラの血液を日ごろから意識することで、脳梗塞を未然に防ぐことも、また再発を予防する事も出来ます。

残暑の今頃は汗をかく事により、血液の水分が不足して固まりやすくなる事だけでなく、夏の疲れから体がエネルギー不足になり、血液の流れる勢いが弱まり、より血栓が出来やすくなります。

また夜は血圧も下がり、体の水分も不足しがちで、血液も滞りがちになります。
こまめな水分補給や「麦味参」等の漢方薬を服用するといいでしょう。

お薦めの食材としては、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、らっきょう、さば、いわし、梨、桃、トマト、うなぎ、山芋、豆類等です。

冬の腰痛

Posted by aioi

winter

 日に日に寒さが増してきました。冬になるにつれ腰痛や関節痛での辛い思いをしている方も多いのではないでしょうか?

 鎮痛剤や湿布剤で一時的に痛みを緩和させても、また痛みが繰り返してきます。繰り返さないためにはやはり体質から変えてゆく必要がありますね。

雨の日や冷え込みが強い日に痛みが悪化する方は体に湿気が溜まりやすく、
気や血の流れが悪くなり病へと発展します。

「散痛楽楽丸」は湿気や冷えをとり、血液を改善します。また、骨や筋肉がおとろえたり、老化により歩行が困難になってきたような方は、足腰をしっかりさせて体を温めていく「独歩丸」がおすすめです。

もちろん「散痛楽楽丸」と「独歩丸」を併用するとより効果的です。
特に痛みが強いときは漢方の痛み止めも併用することがありますが体質によって服用していただく漢方薬も異なります。

一度ご相談の上じっくり根本から治療してみてはいかがでしょうか?

貧血

Posted by aioi

anemia

Q

最近、ふらつきやめまいが起こるので病院で診察を受けました所、鉄欠乏症の貧血と言われました。フェロミアという錠剤が処方されたのですが、どうも胃の調子がよくありません。もともと胃はあまり丈夫なほうではないので続けていくのに心配です。
何か漢方薬で変わるようなものはないでしょうか?

A

貧血にも原因がいろいろありますが、病院で鉄欠乏性貧血と言われたのでしたら、鉄分を補う必要があります。錠剤は胃に負担がかかりますので毎日の食事でとっていただくのが最適かと思われます。
お食事で鉄分を取るにはレバー、大豆、レーズン、海藻、牡蠣、シジミ等をなるべくとるようにするといいでしょう。
また最近では貧血の半分の人には亜鉛欠乏症の方がいるようです。錠剤だけで改善されない方は亜鉛不足も考えなくてはなりません。
亜鉛のたくさん含んでいる食品としては魚介類(特に牡蠣)、肉、レバー、小麦胚芽、ビール酵母、卵、等です。

漢方の考えでは貧血は、血液の量が不足(血虚)して、酸素や栄養分をうまく運べない状態をさします。
検査では貧血でなくても同じような症状が起こる事があります。原因としては胃腸系機能が長い間低下してたり、食事が偏っている人や、手術や病気をした人等に多いいようです。
血液の量が不足(血虚)に効果のある漢方薬としては「婦宝当帰膠」「帰脾湯」や「参茸補血丸」等がよく使われます。

漢方治療・癌

Posted by aioi

cancer

漢方による治療・癌

最近、病院で「癌」と告知される患者さんが大変増えてきました。それは、「癌」が不治の病ではなく、治る病気になって来たからでしょうか?

最近の癌治療

確かに胃癌で死亡する方はかなり減って来てはいますが、全体的にはまだ増加傾向にあるのが現実です。その為、最近では医学の分野で新しい治療法として、免疫力を強化して癌や生活習慣病を治療しようという流れが出てきました。

一般的な癌治療

癌に因る死亡率が1位になってから久しいものですが、癌と診断されるとどのような治療が施されるのでしょう。

免疫治療

現在行われている治療法には、

  1. 外科治療
  2. 放射線治療
  3. 科学治療

の三本柱がありますが、それに加えて最近最も注目され新しい柱の一つになろうとしているのが免疫治療法です。免疫治療法といえば、今までよく知られていたものにはインターフェロン、丸山ワクチン、蓮見ワクチンなどがあります。

東洋医学と免疫治療

免疫治療は、近代西洋医学の分野から研究され解明されて来たものではありますが、近年になって東洋医学の分野から実証的症例が報告されるにつれ、さらに深く研究されようとしています。

それは、東洋医学の長年の治療経験が大いに注目され、見直されてきた一因かとおもわれます。

癌と免疫

私たちの体は約60兆個という数の細胞から成り立っているのですが、癌は癌遺伝子や癌制御遺伝の変異によって起こります。人間は40歳から50歳位になると、1日に3000個から5000個もの癌芽が有る事が解っています。

この癌の芽は免疫機構の作用によってすぐに摘み取ってしまい、人間は癌に罹りません。ところが人間が年をとるにつれ、免疫力が弱まって癌に罹ってしまうのです。

癌治療の弱点

白血球が何らかの原因、例えば放射線、抗がん剤などにより少なくなるとたちまち抵抗力が低下します。特に、リンパ球は免疫細胞といって、癌細胞を攻撃する物質を作ります。

活性酸素と癌の関係

1980年代になって癌や多くの生活習慣病(成人病)を引き起こす原因について活性酸素の存在が急速にクローズアップせれてきました。体の中で進行する化学反応で酸素から恐るべきテロ集団である活性酸素が発生します。そして細胞崩壊や血液の障害、さらに心臓病や脳疾患だけでなく発ガン作用の主役である事が分かってきました。

ミトコンドリアの働き

60兆個もの細胞で出来ている私たちの体は、その一つ一つにミトコンドリアと呼ばれる発電所があります。ここでは酸素を原料として、エネルギーを発生しますが、呼吸で体内に採り入れられた酸素の約2%が老廃物に相当する活性酸素として発生します。

これは、4種類の強いテロ集団とも言われていますが、過酸化脂質という有毒作用のある物質を連鎖的に作ります。これが細胞膜や遺伝子を次々と破壊し癌や老化、生活習慣病の元凶になるのです。

癌の対策として

体質に合った漢方薬を服用することによって免疫力や活性酸素除去作用をあげる事が出来ます。常に癌細胞から体を守る予防を心がけなければなりません。

(C)アイオイ薬局