夏の養生法

 2008は35℃を越える猛暑の日も多く、まだまだ暑い日は続いています。
夏の体調不良の原因として最近増えているのが冷房によるものです。

外気温と室内の温度差は10℃以上と言う事もめずらしくありません。
10℃を越える急激な温度差が頻繁に繰り返されると自律神経のバランスが
くずれて来ます。

自律神経は体温調節や胃腸などの消化機能、女性ホルモンのバランスなどにも
関わっています。そのため、手足の冷え、消化不良、食欲不振、頭痛、肩こり
生理痛、慢性疲労、睡眠障害等の症状が起こってきます。

養生法としては、早朝や夕方等の涼しい時間に適度な運動で汗をかく習慣をつけましょう。また汗をかいたら水分やミネラル分を含んだスポーツドリンク等を摂りましょう。豚肉やうなぎ等でビタミンB1を補う事も大切です。

またエアコンは外気温と室内の差が5℃ぐらいに抑えましょう。
漢方薬は体の冷房で冷えた部分を暖め、胃腸の調子を整え、自律神経の調節もして行きます。