高齢者のコロナ対策

新型コロナで感染して重症化しやすい人は高齢者と言われています。また呼吸器疾患、糖尿病、心臓疾患等の持病のある方も注意が必要です。持病のある方はシニア世代の方が多いいので、十分な感染防止対策と体調管理に心がけなくてはなりません。持病があっても病状をうまくコントロールできていれば、感染しても重症化のリスクは抑えられる可能性は高いと思われます。
一方で、感染防止対策を徹底しようとすると、家の閉じこもりがちになります。
結果として高齢者の運動量は三割は減っていると言われています。活動量が低下すると、全身の体力が急激に低下したり、認知機能への影響がみられたりしてきます。要介護状態に陥る高齢者が増えてくるとも言われています。人混みを避けて、散歩したり、家の中や庭などでラジオ体操やスクワットをおこなったり、家事や庭仕事、座っている時間を減らし、なるべく身体を動かすようにする事が大事です。
また老化は血管からとよく言いますが、高齢者の多くの方の持病として考えられる原因としては血管の老化現象と血液循環の滞りがあります。新型コロナは血管に入り血栓を起こす事により、重病化します。
自粛生活をしていると気力の低下と血流不足を起こす事によって血管障害を起こします。漢方薬では「気」を補う「補気薬」で気力の低下を防いだり、また血液の流れを良くする「活血剤」で血液をサラサラにして新型コロナの予防していく必要があります。